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きょうの江戸寺子屋(7月分) は 芭蕉にふれて ・・・☆☆☆

  • 2020/08/30(日) 04:44:02

きょうは、8月の末とは とても思えない、暑い日となった。

そんな暑いなか、受講生のみんなが、きっちりマスクをつけて参加してくれた。

1人づつ、夏の季語を、発表していただき、

次に、気にいった芭蕉の句を、詠んでもらい、

その人が、選んできた芭蕉の句が、

自らの未来(あした)に、より深みがますよう、

また、選んできた夏の季語が、より人生に活かされるよう結ばせていただき、

五七五の、たった17文字なのに、解釈の奥行きや、今まで思ったこともない情景の広がりや、
さらには、その季節や、夜の風、昼間の気候、この葉のゆれ、
夏空に、ピタッと止まって、仁王立ちしている、入道雲に、優しさや、安心感を宿したり、
空の青と、海の青の濃淡を心の濃淡にかけ、てんとう虫にうかがう謙虚さ、ほたるに見る望みへの意志の強弱、スイカの種から実りの多様さ、あめんぼから自由な気楽さを、
また、瓜や、蚊帳から夏の思い出の一場面など、

その17文字から、心境を多角的に感じられるよう、味ある言葉を補足させていただいた。

みなが みな、その人に合った季語と、句を、知らず知らず選んで来てくれたことに、

ホワイトボードさえ、笑っているようだった(笑)。

俳句を創るとき、たくさんある季語のなかから、その瞬間、なんの季語を織り込むかで、
情景や、心情は、アリの視点から、月から見た視点まで彩りを見せる。

その季語1つの使い方で、今の自分が、どれだけ心がゆたかか、自ら、図れたりするから、
俳句は、お洒落で おもしろい。

そうやって、きょうの自分を、きょう葬りさり、
あしたの自分は、若葉のように、新しい自分を、自分で生み出していく。

夏目成美(なつめせいび)の句に、ピッタリの句があるので、きょうのブログの〆に添えさせていただこう。

○ わか葉して 仏のお顔 かくれけり
仏様のお顔の前に、みずみずしい若葉が揺らぐよう。
そこから、
永遠の命を象徴する仏様の前で、
毎日、新しい体験を積み、新たな自分を生み出しては消え、生み出しては消えを繰り返す若葉のような自分を、
仏様は、ほほえみながら見守ってくださっているとの、
ちっぽけな一枚の葉っぱである自分と、圧倒的な慈悲をもつ仏様との対比を詠んだ、
この世とあの世をつなぐ名句である。


ねずみ年の智恵聖人  子(ね)の 243 は…  (^∀^)

☆聖ライムンドゥス・ノンナートゥス(ライムンド・ノンナート)
この聖人は、聖アンブロシウスが、ミラノの庭で聖遺物を発見した。
◯属性:枢機卿のマント
(この聖人が守護する対象:助産婦、妊婦、子ども、無実の罪で投獄されている囚人)
(この聖人のゆかり:難産の末生まれないとの意味のノンナートゥスと、あだ名された。1204~1240年。スペインのカタロニアに生まれ、母親は、難産で帝王切開のあと亡くなった。北アフリカや、スペインでイスラム教徒のムーア人の捕虜の解放活動をし、できるだけ多くの捕虜を助け出そうと、身代わりになり、ムーア人の捕虜になったこともあった。やがて解放され、1239年に、スペインに戻り、枢機卿に任命された)

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