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8番のおばちゃん ・・・☆☆☆
- 2020/07/29(水) 05:13:02
夕方、パラパラ雨のなか、モスバーガーで、人と待ち合わせ、
待ち合わせのお相手は、ちょうど、レジがすみ、先に席を取りにいってくれて、
おれも、コーヒーシェイクを頼もうと、レジに並んだ。
おれの前には、まだ、3人並んでいたのだが、レジは、2カ所あるうち、ひとつしか開いていなかった。
そしたら、おれの前にいた、60前後のおばちゃんが、ちょうど、トレーに、出来上がった注文のハンバーガーをトレーに乗せ、カウンターから出てきた30代前半ぐらいの店員さんに、
「その注文を、届けたら、もぅ一つのレジを開けてくださらないかしら?」と、
絶妙なタイミングで、声をかけた。
その店員さんは、「あ、はぃ、少々お待ち下さい」というと、5番の番号札をあげてる机のお客さんの元へ、トレーを持っていった。
そのあいだに、先頭のレジがすみ、のこり2人。
と、注文を届けた、店員さんが戻ってきて、もうひとつのレジを開けると思いきや、
開けずに、厨房の奥へ入っていってしまった。
しばらく待っても、レジを開けにこない。先頭のレジが終わり、次は、おれの前にいた、そのおばちゃん。
おばちゃん、淡々と、注文して、8番の札を渡され、空いてる席に向かった。
おれのコーヒーシェイクは、お会計を済ませているあいだにできあがり、
おつりと一緒に渡されたので、
待ち合わせている人の席に向かうと、おれらの席の隣りに、
あの8番のおばちゃんがいた。
待ち合わせていた相手と、近況ばなしをしていたら、
あの厨房の奥へ入っていった店員が、「8番のお客様、お待たせしました」といいながら、
注文をトレーに乗せ、おばちゃんの席まで持ってきた。
と、同時に「あの、」と、おばちゃんが、店員さんに声をかけた。
店員さんと、おばちゃんの目が合った。
すると、「さっきは、忙しいときに、声をかけちゃって、ごめんなさいね」と、笑顔で言っのである。
それを聞いた30代前半ぐらいの女性の店員が
「あっ、申し訳ございませんでした。この時間、中で注文を作れるのが、わたしだけなものですから」
「そうだったのね、たいへんね、あわてて、ヤケドしないでね」
「ありがとうございます。ごゆっくりなさってください」というと、
その店員さんは、また、厨房に戻っていった。
おれは、てっきり、8番のおばちゃんが、文句でもいうのかと思ったが、
あの イイ笑顔をみた瞬間、人の良さを感じた。
みんなが、ギスギスしがちな、ウィズコロナのなか、
イイ感じの人の触れ合いを見れた、コーヒーシェイクは、
格別に、うまかった。
みなさんも、笑顔での人の触れ合いを。
ねずみ年の智恵聖人 子(ね)の 211 は… (^∀^)
☆聖ペトロ・クリソロゴ(ペトルス・クリソロゴス)
この聖人は、教皇が神の啓示を受けて、助祭から選んだラヴェンナの司教。熱病と狂犬病の際に祈願する。説教集を多く残したのでクリソロゴ(黄金の言葉)と 呼ばれる。
◯属性:なし
(この聖人が守護する対象:熱病、狂犬病に苦しむ人)
(この聖人のゆかり:400~450年、イタリア・モラルで生まれる。イモラの司教コルネリオから幼児洗礼を受け、青年時代に聖職者となった。435年、西ローマ帝国の首都ラヴェンナの司教の後継者選挙があり、教皇シスト3世が神の啓示を受けて選んだのは、選挙の当選者ではなく、助祭のペトロであった。こうして、ペトロは司教としてラヴェンナに着くと、市民たちは神に選ばれた新司教を郊外まで出迎えて歓迎した)
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この記事に対するコメント
心に響きました!
8番のおばちゃん、素敵です!
私なら、文句言ってしまってます★
あきひろさんに、今年は愚痴を言わないようにと教えていただいたことも、
合格点いくのかどうかのところを、うろうろしているような私。
このおばちゃんのような心を持ちたいです!
朝から素敵なお話、ありがとうございました。