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愚公移山 ・・・☆☆☆
- 2020/03/20(金) 03:53:08
この、干支はじまりの3月、コロナショックのせいで、
去年までの、3月とは違い、
または、いつもの年度末とは違い、
日本中が、ザワついている感がある。
都内は、毎日、トイレットペーパーの争奪戦が繰り広げられ、
休校になって3週間目に入ると、子どもたちもメンタル・ストレスの現れとして、あちこちでケンカや小競り合いがおき、
商売人、卸業者、建築業者、興業屋、スポーツ関係者、
運送業、美容師、観光名所(花見名所含む)、家電業界、車業界(自動車学校含む)、医療関係者、保・幼・学校関係者などなど、
それらに、勤める方々は、みんな「なんか、あわてている」状態。
しかたないかも、しれないが、
この前のブログでチラッといったが、
自分ひとりが、あせっても、コロナショックは、おさまらない。
こんなとき「愚公移山」という言葉を思いだす。
読みは、愚公(ぐこう)、山を移す、と読む。
むかしの中国に、愚公という老人がいた。
家の前に、ふたつの山があり、出入りに不便でしかたないため、
ある日、思いたって、息子と孫と3人で山を切りくずしにかかった。
その崩した土を、北の海まで捨てにいくため、1往復するのに半年もかかった。
それを見ていた近くに住む利口者が、大笑いした。
すると、愚公が
「なにを笑っておる。わしが死んでも せがれがいる。その せがれにはやがて孫ができる。その孫は、のちに子をもうけ、子々孫々受けついで絶えることがない。だが、山のほうは、今以上に高くはならん。よって、平らにできないことは、決してないわぃ」と 大笑いして返した。
この愚公の小ばなしは、
長期的ビジョン、先を見通す力、
ゆっくり正確に 事を成していこうとする意志の強さ、
それらの訓え と 智恵が織り込まれている。
あせることなく、先を見通して、
あわてず今、できることを確実にやることが、
結局、事を成す近道なので、
コロナショックのニュースがいくら飛びかおうと、
自分が、今、できること、
それがなにかわからないような人は、
とりあえず、ちゃんと、朝起きて、玄関そうじして、
「家族に、笑顔で、あいさつ」を心がけてみてほしい。
コロナショック以上の、ウィールスが来ようと、
また、もし、陽性になろうと、
家族の行く末につながる、確かな明るき道を 歩めるだろう。
ねずみ年の智恵聖人 子(ね)の 80 は… (^∀^)
☆聖カスバート(クトベルト)
この聖人は、いんとん生活を望んだイングランドの司教。船員たちと羊飼いの守護聖人。
◯属性:なし
(この聖人が守護する対象:船員、羊飼い)
(この聖人のゆかり:信心深く山で静かに祈りをすることを好んだ。イングランドのメルローズの修道院に入り、院長の指導を受けて司祭となり、院長を助けて教えを説いた。661年ペストが流行し、患者たちを看護しているあいだに自分も感染したが、奇跡的に治癒した。彼の墓では、数々の奇跡が起こり、船員たちは彼を守護聖人としてあおいでいる)
- 日記
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