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竹中半兵衛からの 訓え ・・・☆☆☆
- 2020/03/18(水) 02:26:08
うんざりするほど、朝から夜中まで、
コロナに関する、進展のない数々のニュース。
ふと、豊臣秀吉の懐刀であった、竹中半兵衛の、ある日の小咄が
頭をよぎった。
竹中半兵衛が、城で、新たな兵法を、筆を手に考案しながら、
部下たちの、議論に耳を傾けていると、
功績をそこそこあげている年配の部下が、
「半兵衛殿、一つお伺いしたい。戦を想定し、われわれが、いろいろと議論してはいるが、今までの経験上、合戦が始まると、それまで議論していたことは、あまり役にたたないことが多いが、なぜでしょう?」と訊いてきた。
そのとき 半兵衛は、
「あなたたちは、私と話しをする時も、聞かなければならないことを、まったく聞かない。
それに、この問いもそうだが、聞かなくていいことばかり聞きにきて、すぐ、納得したような気になる。
だが、戦という常に状況が変わる場においては、普段の平時に議論していることが、あてはまるような簡単な状況は、まずない。
したがって、もっと日頃から、武士としての謙虚な姿勢を持ち、聞くべきことを、ハジをしのんでも聞く姿勢でいないと、何の役にもたたない」と、カッとにらみ、
さらに、続けて、
「こっちは、こっちで、的を得たことを聞かれればたくさん話したいことがあるのだが、
いかんせん、こちらが話したいことを、「引き出される」前に、
あなた方は、聞かずに、さっさと どこかに行ってしまう。
これを機に、もう少し、お互い、謙虚に、かつ慎重な姿勢を主とせねば」
「はっ」と、こうべを垂れ、もう一度、半兵衛を見た部下に、
さらに殺し文句を放った。
「今後は、殿のためを思い、手柄話は、なんの役にもたたないと、覚えておいてください。
それより、失敗ばなしの方が、必ず役に立つ」と。
このエピソードは、
聞くべきことを聞き、聞かなくてもいいことは聞かない!
その姿勢が、明日を開き、
聞くべきことを聞かず、聞かなくていいことばかり聞いていては、
明日が閉じていく、と説いている。
コロナショックのニュースが、まだまだ飛びかうだろうが、
この半兵衛の訓え、この情報社会の世で、
的を得るように聞く人と、聞かない人とで、
未来の生き方に、大きな開きが出そうである(笑)。
ねずみ年の智恵聖人 子(ね)の 78 は… (^∀^)
☆(エルサレムの)聖キュリロス(チリロ)
この聖人は、キリストの神性を否定するアリウス派と闘ったエルサレムの司教であり、教会博士。
◯属性:きんちゃく型の財布
(この聖人が守護する対象:なし)
(この聖人のゆかり:小さいころから聖書を研究し、19才のときエルサレムの司教マカリウスの下で助祭に選ばれ、10年後司祭となり、さらに5年後、マカリウスのあとを継いで司教となった。司教を務めると、多くの奇跡が起きた。その一つに、空に巨大な十字の光が輝き、多くの人が回心するという、圧倒的な奇跡がある)
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